スポーツの秋!ということで、運動会の保護者参加や健康のために、何か運動を始めようと思っている方もいるのではないでしょうか。かく言う私も、昨年からランニングを始めた1人です。

この秋、シドニーマラソン完走

 この9月には、シドニーマラソンに参加してきました。学生時代に運動部所属だったわけではなく、高齢になって始めたランニングでフルマラソンを完走できた(タイムは遅いですが)のは、「練習・食事・休養」がバランスよくできたからだと思っています。仕事もあり、主婦で母なので、練習の時間は限られますが、日頃から「食事の基本の形」を意識し、睡眠時間は30分でも多くとるように心掛け、カラダのメンテナンスをしっかり行いました。

 実はこれは、トップアスリートにも共通して言えることなのです。基礎体力をつけ、技術を磨くということの土台となる「食事と休養」の部分もトレーニングの一部と考えると分かりやすいのではないでしょうか。

 土台だけでは結果は出ませんが、これをおろそかにすると、パフォーマンスに影響するリスクは高まります。リスクを避けるという意味では、正しいカラダ作りや水分補給も大切なポイントとなります。

 マラソンでは、体重を1キロ減らすとタイムが3分縮むと言われますが、そのことばかりにとらわれ、正しくない減量をしたランナーがスタミナ切れでタイムを落とすこともありました。また、確実な水分補給が行われず、脚がつったり、けいれんや吐き気など、脱水症状が出たランナーもいました。海外レースの場合は、その土地の水が合わないということもあります。

 今回はマラソンを例にして話をしましたが、どんな種目においても「コンディションを整える」ことと、「リスクを避ける」こともトレーニングの一部であると考えると、パフォーマンスを発揮できると思います。

サバ缶とトマト缶のパスタ
サバ缶とトマト缶のパスタ

 写真は、缶詰を利用した「サバ缶とトマト缶のパスタ」です。ストックしておける材料なので、買い物に行けない時や遠征先などでも活用できますね。

 缶詰にはあまり良い印象を持たれていない方もいますが、缶詰の魚は骨ごと食べることができますし、野菜は旬の栄養価の高いものが加工されています。フレッシュな材料、便利な商品のそれぞれの特徴を理解し、賢く利用しましょう。