こんにちは! KAGOSHIMA食×スポーツから2回目の登場となる今村です。今回は「補食」についてお伝えしたいと思います。

スポーツ選手にとって「補食」とは、お菓子などの“おやつ”を食べることではありません。足りないエネルギーを補充するための“食事”を摂ることです、と選手の皆さんは日頃から聞かされているのではないでしょうか。そうすると、皆さんは「補食」に何を食べていますか? おにぎりやバナナ、サンドイッチや総菜パン、牛乳やヨーグルト…といったものが多いでしょうか。

私が普段、選手におすすめする「補食」はこれだけではありません。あんぱんやカステラなどの「和菓子」も積極的に利用しています。和菓子は糖質が多く含まれていて腹持ちがよく、脂質が少ないので、試合や練習前に安心して食べることの出来る補食です。

最近では、ラグビーW杯日本代表の選手たちが試合前に食べるメニューに、「おはぎ」が入っていることが話題になりました。材料に使われているもち米や小豆、砂糖は立派な糖質源でして、あの激しい試合のエネルギー源となっていたかと思うと、おはぎも利用してみたくなりますね。

かるかん、かからん団子、ふくれ菓子

皆さんは、「和菓子」というと何を思い浮かべるでしょうか。おまんじゅう、大福、ようかん…と色々ありますが、私はいつも郷土の和菓子を紹介しています。

鹿児島には並新粉(米の粉)とヤマイモの蒸した生地の中にあんこが入っている“かるかん”、もち米粉とさらしあんをこねた団子をかからんの葉で挟んだ“かからん団子”、黒砂糖風味の蒸しパン“ふくれ菓子”と、アスリートにおすすめの郷土菓子があります。

鹿児島の郷土菓子。(左から)かるかん、かからん団子、ふくれ菓子

今回は、鹿児島のもう1つの郷土菓子「ねったぼ」を紹介します。サツマイモとお餅を使い、きなこと黒砂糖で食べるこの和菓子は、家庭でも簡単に作れます。

お正月のお餅つきをした際は、最後に蒸したサツマイモもを混ぜて柔らかくつき、きなこをかけて食べるそうですが、今回は鍋1つで出来るレシピにしています。是非、試していただくと同時に、皆さんのお住まいの郷土菓子を思い出して、「補食」として利用してみてください。

KAGOSHIMA食×スポーツ/管理栄養士・今村佳代子