小中学生の最終学年が近づいてくると、次のステージ(小→中、中→高)でどのような環境に自分の身を置くかということを、選手も保護者も考えるようになると思います。進学して部活動で競技を続けるのか、クラブチームなど学校外の団体に所属してプレーするかということです。

私が関わっているバレーボールはここ数年で、特に中学生のクラブチームが急激に増えています。理由の1つに、中学校の部活動の縮小があります。教員の多忙化の原因の1つに部活動があげられ、働き方改革とともに活動が縮小してきており、子どもたちの活動できる場としてクラブチームの立ち上げが相次いでいます。

選択肢が広がったとも言えますが、学校の部活動にしてもクラブチームにしても、それぞれ活動方針や指針があると思います。安易に名前や評判だけで決めず、加入する前に自分で必ずよく調べて、競技の継続を計るようにしましょう。

クラブは学校行事と連動しない

クラブと部活動ではかなり生活が変わります。

例えば、私が指導に関わる中学生女子のバレーボール「シーガルクラブ」では、1992年の創設から今も変わらない大原則があります。それは「学校の定期試験前に休みはない」ということです。

一般的に、中学や高校では試験前1週間は部活動をしない期間が一斉に設けられますが、クラブではメンバーの学校は同じではなく、試験期間もバラバラです。そのため、塾や習い事などの個人的な理由で休みを認めていません。チームとして活動する以上、個人が好きなように休むのではチームとしての練習ができないからです。

学校部活動以外での活動の場には、「クラブ」「教室」「道場」などがあります。競技や目的、活動状況によっても違うでしょうし、個人競技か団体競技かの違いもあるのでひとくくりにはできませんが、少なくとも学校生活と競技生活が連動することはありません。そこをやりくりできるかどうかを、選手本人や家庭には求められます。

成長期での練習のしすぎは故障やエネルギー不足などの原因となり、成長への悪影響もありますが、競技を上達させるには育成段階での練習量がかなり影響します。自分の都合で簡単に練習を休んでしまえば、競技の上達は見込めません。我々指導に携わる者はそのバランスを客観的に見ながら、選手を育成しています。

どのような環境で誰から教わるのかは、次のステージで競技を続ける子どもの活躍に大きく影響します。親子でよく話し合って、今後の活動環境を選んでいきましょう。

今回は、丸ごと食べられるキンカン(金柑)を砂糖で煮詰めた「短時間であっさり!金柑コンポート」を紹介します。

キンカンの皮にはヘスペリジンという成分が含まれており、ビタミンCの吸収を高める効果があります。キンカンにもビタミンCが含まれているので、肉や魚のおかずにこのコンポートを添えると、鉄の吸収も良くなります。

キンカンは生でも食べられますが、少し熱を加えるだけでおいしいコンポートになります。甘さ控えめの“あっさり”タイプですので、ぜひ試してみてくださいね。「短時間であっさり!金柑コンポート」で様々な栄養をチームで働かせ、コンディションを維持していきましょう。

管理栄養士・月野和美砂

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