夏合宿シーズンの到来です。保護者の方々も合宿を見に行く機会があるかと思います。そんな時、差し入れをすることがあるでしょう。

差し入れの品はどのように決めていますか? できれば、指導者に直接何が欲しいか聞いてもらうと助かります。

食事を補える100%ジュース

近年の厳しい猛暑では、「氷」というリクエストもあります。猛暑の時に氷はいくらあっても困りません。練習中のケガの応急処置にも利用できます。

また、費用などの関係で、合宿の食事が不十分なことはよくあり、特に野菜や乳製品、果物がほとんどつかないこともあります。食べるものが貧弱では、合宿の効果が半減します。

そういう時に、食事で不足するものを補う差し入れがあると大変助かります。野菜ジュース、100%果汁のジュース、乳製品などです。市販のフルーツゼリーもいいですね。

ゴミは持ち帰りを想定

一方で、配慮も必要です。場所によってはゴミの問題で、持ち込みの制限があります。例えば、スイカの皮などの生ゴミは出さないで! という場合や、冷蔵品または冷凍品をもらっても保管する方法がないなどです。

冷蔵庫はないものと考え、冷たいものは、練習合間の休憩時間にとれるものを用意するといいでしょう。ゴミは、持ち帰ることも想定しておきましょう。いずれにせよ、「選手のカラダが喜ぶ」ものを選ぶことが大切です。

黒糖の糖質と牛乳・豆乳のタンパク質が疲労回復に役立ち、練習直後は、水分補給にもなる「快腹黒糖かんてん」

今回は夏の練習後の補食やデザートにぴったりな寒天寄せ、「快腹黒糖かんてん」を紹介します。黒糖の糖質と牛乳・豆乳のダブルのタンパク質が疲労“回復”に役立ち、練習直後ならば、水分補給にもなる一品です。

私の経営する合宿所がある八ヶ岳からほど近い長野県茅野市は、寒天の産地です。近くの道の駅などにはすごい量の棒寒天を束にして売っています。寒天の材料は知っていても、実物を見たことがない子も多いので、棒寒天を子どもたちに見せることもあります。合宿最後の夕食のデザートでは、牛乳寒天を出しています。

ひと手間かける時間のある方は、黒蜜も作ってみましょう

寒天には食物繊維、黒糖や豆乳にはラフィノースというオリゴ糖があり、どれも腸に良い組み合わせ。黒糖のインパクトで豆乳のクセが抑えられ、黒蜜を用意しなくても黒糖をかけるだけの簡単な1品です(ひと手間かける時間のある方は、黒蜜を作ってみてください)。

口当たりのよい補食で、カラダも腸も快適に夏を乗り切りましょう。

管理栄養士・月野和美砂