全日本U-15女子サッカー選手権大会の決勝戦が27日、味の素フィールド西が丘で行われ、JFAアカデミー福島(東海第2代表/静岡)が優勝しました。

私がサポートをしている藤枝順心サッカークラブジュニアユース(東海第5代表)は1回戦敗退と悔しさが残るものとなりましたが、コロナ禍を過ごしてきた3年生が全国大会のピッチに立てたこと、会場が静岡県磐田市だったことで、保護者だけでなく、小学校時代の所属チームの指導者、現在通っている中学校の先生方など、とてもたくさんの方々にその姿を見てもらえたことは、非常に意味のあることでした。選手たちにとっても、多方面の多くの皆様に支えられてサッカーができていること、たくさんの方に応援をしてもらっていることを感じる良い機会になりました。

大会への出場を通して、選手たちには多くの学びがありました
大会への出場を通して、選手たちには多くの学びがありました

全国大会でパフォーマンスを発揮できるように、大会前の準備から考えることができる選手が少しでも増えるようにと、東海大会からシミュレーションをしてきました。試合当日は何時に起床し、朝食はどのようなものを食べたらよいか、補食や水分補給はどのように準備をすればよいか、選手自身が「自分の栄養補給方法」や「自分の水分補給」ができたかどうかの振り返りもしてきました。

大会を通して少しは意識が高まったのでしょうか。全国大会が終わり、新チームがスタートした初日、「背が高くなるには、何を食べれば良いですか?」と質問に来た選手がいました。ただ、「『何を』の前に、朝ごはんはしっかりと食べられている?」と逆質問をすると、「朝は苦手なんですよ~」と予想通りの答えが返ってきました。まずは朝ごはんからしっかり食べ、エネルギー不足にならないことが成長と競技力アップのためには大切だということを理解、認識して欲しいと思います。

今回は、そんな忙しい朝でも簡単に作れる朝食メニュー「7分でできる!レタスと卵のスープ」を紹介します。手でちぎったレタスと冷凍ホウレン草を使用しています。ホウレン草を冷凍オクラに変えるととろみも出て、スープの温かさが長持ちします。白だしを使っていますが、中華だしにしてもおすすめです。

地元の農家の方から、静岡県では今レタスがたくさん摂れているという話をききました。JA大井川ファーマーズマーケット「まんさいかん」に行ってみると、たくさんのレタスが並んでいました。

JA大井川ファーマーズマーケット「まんさいかん」で購入した各種レタス
JA大井川ファーマーズマーケット「まんさいかん」で購入した各種レタス

レタスには、普通のレタスをはじめ、サニーレタス、リーフレタス、ロメインレタスなどいろいろな種類があります。サニーレタスやリーフレタスは、鉄分やビタミンAが普通のレタスのおよそ3倍含まれています。

レタスはサラダで食べることが多い野菜ですが、スープや炒め物など加熱をして使うことも出来ます。寒い季節には、スープなどの方が温かくて食べやすいですね。

静岡スポーツ栄養研究会/管理栄養士・青島千恵