【回答】管理栄養士・乳井美和子さん、小高鏡子さん

揚げ物料理や、肉も脂身の多い部位を避け、消化の良い食品を食べるようにしましょう。食物繊維は2種類ありますが、不溶性食物繊維は消化に負担が掛かるため、リンゴなどの果実、イモ類、野菜、ワカメやモズクなどの海藻類に含まれる水溶性食物繊維を多めに摂取しましょう。また、おやつに砂糖の多いお菓子を食べていますか? 砂糖の摂取量が著しく多い場合には、腸内環境を悪化させる要因にもなります。間食や補食内容も再度確認しておきましょう。

消化力は1人1人異なります。少量ずつ食べた方がいい場合もあるので、1日3食ではなく、可能な範囲で分けて食べることもおすすめです。実践しているアスリートもいるようですが、食べる時は、消化吸収をイメージしながらゆったりとした気持ちで食べることも大切です。身長はこれから伸びていく時期ですが、カルシウムだけではなく、その吸収を助けるビタミンDやマグネシウムも一緒に摂取するよう意識しておきましょう。

温かいリンゴはちみつヨーグルト
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