口から入れた食べ物は、体内で消化されていきます。多くの栄養素が小腸で吸収され、水分が大腸で吸収され、不要なものが便となって排泄されます。

腸はこの他にも、ホルモンやビタミンの合成、細菌やウイルスからカラダを守る免疫機能などがあります。体中の免疫細胞の約7割が腸に集中していると言われています。

腸内環境が乱れ、腸の状態が悪いと、便秘になったり、風邪をひきやすくなったり、アレルギーを発症したり、全身に悪影響を及ぼすことになります。

善玉菌優位な環境を作る

腸内には、カラダに有用な働きをする善玉菌が約2割、腸内を腐敗させたり、有毒物質を作る悪玉菌が約1割、残りは善玉菌と悪玉菌のどちらか優勢な方になる日和見菌で構成されています。

善玉菌を優勢にすることが健康で、コンディションを保てるようになります。

<善玉菌を優勢にするためのポイント>

ヨーグルトや乳酸菌飲料、発酵食品など乳酸菌やビフィズス菌を多く含む食品を摂る
野菜、キノコ、海藻、果物など食物繊維を多く含む食品を摂る
ゴボウ、タマネギ、エシャロット、ニンニク、納豆、バナナ、リンゴ、きな粉、ハチミツなど善玉菌のエサとなるオリゴ糖を多く含む食品を摂る
動物性脂肪を摂り過ぎない

腸内環境を整えると、感染症予防、花粉症などのアレルギー症状が軽減し、パフォーマンスアップにもつながります。

寒い時期でも食べやすい「温かいリンゴはちみつヨーグルト」

写真は「温かいリンゴはちみつヨーグルト」です。

気温が下がると冷たい果物は苦手という方にもオススメです。リンゴは皮ごと摂ると、食物繊維やポリフェノールを多く摂れますが、皮をむいた方が消化が早くなります。普段食べるとき、試合の日の朝や運動する前に食べるときなど、摂取タイミングによって使い分けると良いでしょう。

管理栄養士・石村智子