今回は、料理初心者の方でも簡単に作れる筋トレレシピ「筋力アップ☆ささみチーズホイル焼き」を紹介します。

自粛期間中に料理作りに挑戦したジュニアアスリートも多いのではないでしょうか。「忙しい中でも簡単にできて、体作りに役立つメニューを作りたいです。お料理教室を開催してください!」という声をいただくこともあり、とてもうれしく思います。

同じ振り付けのダンスでも、踊る人によって、色んな踊り方や表現の仕方があるように、料理も同じ材料やレシピであっても、作る人によって色んな形に変化します。それを見て、いつも新しい気付きをもらいますし、「これ作りました!」というメッセージとともに添えられた写真を見るのも、私は大好きです。料理はアレンジが無限大なので、目的や好みに合わせて食材選びができるのも良いですね。

筋トレ食材の鶏ささみ、効果高めるチーズ

今回のテーマは筋力アップ。以前のコラム「筋トレのお供に!高タンパク質低脂肪な鶏ささみで作るアスリートピカタ」でも紹介した低脂肪・高タンパク質な筋トレ食材の鶏ささみ肉を使用しました。

さらに筋トレ効果を高めるために、神経と筋肉の伝達をスムーズにするカルシウムが豊富なチーズも加えます。春から初夏に旬を迎える新タマネギやアスパラガス、ミニトマトからビタミン・ミネラルを補給して、コンディションも整えましょう。

牛乳やチーズなどの乳製品を単体でとるのが苦手な選手は、料理に加えて食べるのがオススメです。乳製品の栄養価は調理をしてもほとんど変化しませんので、安心してください。

筋力アップ☆ささみチーズホイル焼き」はアルミホイルに材料を全部入れてピタっと包んだら、あとはフライパンで蒸し焼きにするだけ。パサつきがちな鶏ささみ肉も、ホイルで包んで蒸し焼きにすると、ふっくら柔らかく仕上がります。ホイル焼きは、かつて栄養サポートをしていたアスリートの食堂でも人気のメニューで、鶏ささみ肉をサケや白身魚など、色んな食材でアレンジしながら提供していましたよ。

パフォーマンスUPのためにトレーニングに励むジュニアアスリートのための「簡単・おいしい・栄養満点」なスペシャルレシピ。ぜひ皆さんの体作りにも役立ててくださいね。

Thank you!

元NFLチアリーダー・松崎美奈子