皆さん、体作りは順調ですか?

今回は、前回に続き、ジュニアアスリートの体作りを応援する補食メニューを紹介します。前回のコラムでは、効果的な体作りのために、食事回数を1日5回以上にするようお伝えしましたが、今回はその補食の内容についてです。理想は「炭水化物とタンパク質がセット」で摂れるものです。

まず、運動エネルギーの「炭水化物」を摂ることで、集中力を切らさずに練習でき、最後まで走りきるスタミナを獲得することができます。さらに、筋肉の材料の「タンパク質」を補給することで、1日を通して体作りが行われ、筋力アップのスピードも上がります。

今回紹介するのは、増量したい選手や運動量が多い選手にぴったりな高エネルギーな補食「ボリューム満点☆プルコギドック」。炭水化物のパンとタンパク質の牛肉に加えて、タマネギ、赤パプリカ、ニラ、サンチュからビタミンやミネラルがとれます。

βカロテン豊富なサンチュ

焼肉と相性の良いサンチュは、βカロテンを豊富に含み、ジュニアアスリートのコンディション作りに役立ちます。βカロテンは、油と一緒に摂取することで吸収率も上がるので、今回のように油で炒めた肉や野菜と一緒に食べるのがオススメです。

味付けや組み合わせをアレンジ

今回は牛肉を使ってプルコギ風の味付けにしましたが、焼肉のタレを使ったり、鶏肉や豚肉を照り焼き味にしたりして、ホットドッグパンで挟んでも良いですね。また、具材のプルコギはパンに合わせる以外にも、ご飯と合わせてプルコギ丼にして主菜メニューとしても活用できます。

このほか、炭水化物とタンパク質がセットでとれる補食として、定番のおにぎり(炭水化物)にサケ、ツナ、タラコ、おかか、鶏五目、肉巻きなどのタンパク質を入れても、同じような効果が期待できますよ。皆さんのお気に入りの体作り補食をたくさん取り入れながら、パフォーマンスアップにつなげていってくださいね。

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元NFLチアリーダー・松崎美奈子