3位決定戦も押さえよう

どの競技も決勝はチケット争奪戦が予想されるが、意外に見落としがちなのが3位決定戦。金や銀の可能性はないが「銅メダル」をかけた戦いは日本にとっても重要な試合になる。日本人や日本チームが出場する可能性があるセッションを紹介する。

★8月1日(土)
テニス(正午~午後8時、有明テニスの森)男女シングルス。金メダルを取ってほしいけど、錦織圭と大坂なおみがそろって銅メダルをかけて出場する可能性もある。錦織は前回リオ大会の3位決定戦でナダルを破り、日本テニス界96年ぶりのメダルを獲得している。

大坂なおみ
大坂なおみ

★8月6日(木)
卓球(午前11時~午後2時、東京体育館)女子団体3位決定戦。日本が準決勝で敗れて悲願の金メダルを逃した場合、この試合で3大会連続のメダルを狙うことになる。前回リオ大会も日本は3位決定戦に勝って銅メダルを獲得している。

★8月6日(木)
サッカー(午後5時~茨城カシマスタジアム)女子。なでしこジャパンが準決勝で敗退すると、3位決定戦で2大会ぶりのメダルを目指すことになる。

★8月7日(金)
サッカー(午後8時~埼玉スタジアム)男子。日本男子は12年ロンドン大会で3位決定戦で敗れてメダルを逃した苦い経験がある。準決勝で敗れた場合は、ここで銅メダルを取って68年メキシコ大会(銅)以来52年ぶりのメダルを目指したい。

★8月8日(土)
野球(正午~午後3時、横浜スタジアム)6日の準決勝で侍ジャパンが敗れた場合は、04年アテネ大会以来のメダルを目指して3位決定戦に臨む。

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