年が明けてからもう10日が過ぎました。年末年始はいつもと違う生活リズムや食事で過ごすことが多かったのではないでしょうか。

オフを満喫して、リフレッシュすることも大切ですが、生活リズムの乱れは体重や体調にも影響し、「体が重くなって練習についていけない」と訴える選手もいます。なるべく生活の乱れは早くもとに戻し、起床時間や就寝時間を整え、毎朝、体重を測定して調整していきましょう。

生活リズムの崩れで自分がどうなるか

生活リズムが崩れたり、いつもと違う環境に身を置いたりしたとき、体調や体重がどのように変化しやすいかを知り、どのように体を戻していくかを経験していくことはとても大切です。

・体重が増えたらどれくらい、どんな運動をして消費量を多くするか、どのような運動なら調整しやすいかを知っておく。
・あらかじめ、ごちそうを食べることが分かっているなら、その前後の食事で食事の量や内容を調整する。

このような自分なりの工夫の方法を身に付けていきましょう。

減量する中でもバランスを整えて

減量のための食事調整法も、ただ単に食べる量を減らすというのではなく、お鍋やおでん、お刺身などを活用して、低脂肪、低エネルギーでも主食、主菜、副菜をそろえ、体重が増えない調整力を身につけましょう。

今回は「豆腐つくね」を紹介します。鶏むねのひき肉と木綿豆腐を使い、低脂肪でもボリュームがあります。タンパク質もしっかりとれ、増えすぎた体重を調整するのにおすすめです。

管理栄養士・田澤梓