すでに春休みに入っている選手もいるでしょう。新型コロナウイルスの感染防止のため、3月は突然、練習や試合がなくなり、戸惑った選手も多いと思います。

そういう時こそ、日常生活を整えることが大切です。起床、朝食、昼食、補食、練習、夕食、就寝と規則正しく過ごしていますか。

「時間栄養学」の観点から言うと、起床から2時間以内に朝食をとり、朝食から12時間以内に夕食をすませるのが理想で、脂肪を減らしたいなら朝食を欠かさないことが重要と言われます。消費カロリーが節約され、昼食・夕食の脂肪合成が促進されるとのことです。

また、少し時間が空いたなら、補食を自分で作ってみましょう。今回は、カボチャ、鶏ひき肉とうずらの卵を使って電子レンジで作る「カンタン補食カーボンボン」を紹介します。

カボチャはカロテン豊富でウイルス対策。チーズはカルシウムが多く骨強化に、うずらや鶏ひき肉は高タンパクです。よりカルシウムを増やしたいなら、牛乳を少々加えると味わいも滑らかになります。

カボチャはカットされたもの、うずらは水煮を買うと下準備の手間が省けます。電子レンジで使える保存袋に入れて“チン”するだけ。練習後の補食用に、小さめに丸めると食べやすくなります。ぜひこの機会に作りましょう。

管理栄養士・山口美佐