先月、テニスの全日本選手権が行われました。数年前までは、大学生や高校生で出場する選手は、インカレやインターハイでの上位成績者ぐらいでしたが、今は多くの学生選手が出場しています。

本戦は、1日おきに出場できるような日程が組まれていますが、予選から出場となるとかなりの日数を戦わなくてはなりません。シングルス、ダブルス、混合ダブルスに出場するとなると、1日に3試合をこなす必要があります。

この大会の前、プロ選手は各地を転戦しており、大学生は学生日本一を決める王座決定戦などがあり、一度、そこでコンディションを最高の状態に高めています。全日本だけに照準を合わせることは難しいので、ピークの状態を継続させてコンディションを維持できるように努めることが大切です。

試合が継続する時の食事のポイントは以下の通り。

主食7割を継続し、糖質を枯渇させない。
を含む食品をとる(吸収率が比較的高い動物性のヘム鉄は試合前から意識してとり、吸収率が悪く、過剰摂取で体外に排出される植物性の非ヘム鉄も食事に添えるなどしてとりましょう)。
汁物は、塩分を含むみそ汁をなるべくとるようにする。
果物は、ビタミンCが豊富なものにする。
消化の良いものをとるようにし、緊張対策、腹痛対策など、試合前の症状別の食事を継続する。

トーナメント制で戦うテニスで勝ち進むためには連戦が必至。試合が続く時には、上記の食事が効果的です。練習同様、食事も計画的にとって、試合で力を発揮できるように体を整えましょう。

今回は試合を乗り切るための副菜「大根葉とサバの炒り煮」です。サバ缶はすでに味のついているみそ煮を使うと便利。大根の葉はカルシウムや鉄が豊富です。

ご飯とぬか漬けをつけると補食、軽食になります

これにぬか漬けを添えると、鉄もプラスされます。ご飯がたっぷり食べられる1品です。お試し下さい。

管理栄養士・山口美佐