「食が細く、やせていてなかなか体重が増えない」という質問を最近、よく受けます。小中学生は、お昼に給食がある学校もあるでしょう。給食では、成長期の各年齢に合わせ、食品構成が考えられた食材でメニューを作っているので、お子さんにとっても保護者にとっても助かりますよね。

しかし、ジュニアアスリートは、運動をしていない人よりも多くエネルギーを消費しています。その分、たくさん食べなければなりません。学校に補食を持ち込めない場合、朝夕だけの食事では必要な摂取エネルギーをとれていないことが多々あります。

朝と夜のご飯をしっかり食べていない選手に理由を聞くと、「朝はギリギリまで寝ていて食べる時間がない」「夜は疲れすぎて、眠くて食べられない」といった声が。また、保護者の方も「早く寝させたい」「朝も起こすのがかわいそう」といった理由があげられます。

では、どうすれば必要量を食べられるのでしょうか。

朝食は、各家庭定番のメニューがあると思いますが、少し目先を変えて食べやすくしてみましょう。主食、主菜、副菜、汁物、乳製品、果物の基本の6品がコンパクトに揃って食べやすく、おなかにも優しく消化に時間がかからないメニューを考えるといいですね。

忙しい朝にぴったり「もぐもぐ朝うどん&おにぎり」

今回は、忙しい朝にぴったりなあんかけうどんとおにぎりのセット「もぐもぐ朝うどん&おにぎり」を紹介します。

主食はうどんとおにぎり。主菜となる食材は豚肉、アサリ、カニカマ、卵。副菜は緑黄色野菜のチンゲン菜とニンジン、淡色野菜の大根、キノコ類のシイタケと含めて4品が揃います。うどんとおにぎりで1日のエネルギーを蓄え、豚肉、シイタケで疲労回復、アサリで鉄を補給します。ただし、塩分が高いので汁は飲まないようにしましょう。

疲れすぎて食欲がない夜にも適したメニューです。少しでも食べられるものをとり、「食べられない」を克服していきましょう。

管理栄養士・山口美佐