この暑い夏、保護者からよく質問されたのが、以下の3つです。

①やせているので体を作り、体重を増やしたい。
②暑い中での練習で食が進まない。
③練習前後の食事の時間と量を知りたい。

まずは、選手本人の適正体重を知ることが大切です。その上でどう増減するか、コーチ、トレーナー、栄養士が一緒に考えて、適正体重内で設定するといいでしょう。

食が進まない時は、一口で食べられるもの、のど越しの良いものをしっかり食べましょう。エネルギーの摂取量と消費量が合ってないと体力が低下し、疲労蓄積、ケガの原因になりかねません。疲労を早く取り除くには、糖質を素早くエネルギーに変えるビタミンB1を、ケガ予防には良質のタンバク質をとりましょう。

身長が低く、やせていた小学生選手をサポートしていたとき、朝食を五目うどんや一口で食べられるいなり寿司などのメニューに変えたところ、コンディション良く戦えるようになり、身長も高くなりました。選手が食べやすい方法を見つけ、ちょっとした工夫で栄養素を濃縮した一品を作り、朝食や補食にとり入れるといいですね。

朝食や補食におすすすめ「そば寿司」

食が進まないときや食が細い選手は、一度にたくさん食べられないので、回数を分けて食べるようにします。そんな時、この「そば寿司」は食べやすくおすすめです。練習や試合当日の補食にも使えるメニューです。

お好みで具はアレンジも

そば寿司」はご飯でなく、そばを巻いたもの。つるっとのど越し良く、のり巻きなので一口で食べられます。具材にはハム、卵、カニカマなど挟みやすく、タンパク質を多く含み、エネルギー源になるものを選びました。小松菜はカルシウム、鉄(非ヘム鉄)が豊富な緑黄色野菜です。貧血予防のためにも、鉄の補給は重要です。

管理栄養士・山口美佐