保護者や選手からの質問で「プロテインを飲むのは良いですか?」と、よく聞かれます。本格的に身体作りを始めた高校生だけでなく、小学生でも飲んでいるということも聞きます。その目的を聞いてみると「プロテインを飲むと強くなるから」や「筋肉マンになるから」と、漠然とした理由がほとんどです。

 私は、サプリメントのプロテインを飲むことがダメとは言いません。しかし、まずは、基本の食事をしっかり摂ることが重要。その上で、バランスや量、質を整えてもタンパク質が摂りきれない場合、選択肢の1つとして提案することもあります。ただし、タンパク質は摂りすぎると弊害があります。腎臓への負担が大きくなったり、過剰摂取によって中性脂肪になったりします。

 私の方針としては、成長期が終わる18歳までは身長を伸ばすための指導、乳製品などカルシウムが多い食品の摂取をすすめます。成長期が終わり、18歳以上になった選手に初めて、筋力をつけるためにタンパク質を重視した食事のサポートをします。

 その際、タンパク質は主菜として肉、魚、大豆製品、卵を摂るようにします。これらを毎日摂ってタンパク質を適正量満たし、食材の質を上げると、筋力アップを目的とする身体作りにつながります。食事で適正量を摂れば、サプリメントのプロテインは必要ありません。

ローストカツオステーキ

 今回は、春カツオを使った「ローストカツオステーキ」を紹介します。春カツオには、タンパク質の代謝促進に必要なビタミンB6も豊富に含まれています。季節を感じながら、筋力アップのお供に春カツオはいかがですか?