鶏むね肉は、高タンパク低脂肪で大変人気のある食材のひとつ。必須アミノ酸がバランスよく含まれている上、消化吸収率が非常に高い食材です。

アミノ酸結合体の一種「イミダペプチド」が豊富に含まれているのも特長。イミダペプチドは、運動により体内に生まれた活性酸素を抑えてダメージを軽減し、疲労を感じにくくさせてくれる効果があると言われています。

今回は、鶏むね肉をビネガーでマリネする「鶏肉と秋野菜のさっぱりマリネ」を紹介します。いいことずくめの鶏むね肉ですが、加熱の仕方を誤ると、硬くなって食べづらいのが難点です。

このレシピは、卵に浸してマリネしてから衣をつけて揚げ焼きするので、肉の繊維が収縮することを防ぎます。また、甘酸っぱいマリネ液で漬け込むことで、味が中まで染み込んでおいしくなり、日持ちもしやすくなります。

砂糖は使わずに、炒めた赤タマネギの甘さで味を深めます。作り立てよりも少し時間を置いた方がしっかりと味がつきますので、作り置きにもぴったりです。

お弁当のおかずやサンドイッチの具にも使える便利な一品。お好みの野菜を一緒にマリネして、ボリュームも栄養もアップしてみてください。

料理家・山内千夏