パスタには長いものや短いものなどの形状の違いをはじめ、乾燥タイプや水分の多い生地の生パスタと呼ばれるものなど、さまざまな種類があります。一説によると、イタリアには300種類以上のパスタがあるとも言われています。

 その中でも、家庭で手軽にストックでき、お湯さえ沸かせばいつでも調理できる手軽さから、やっぱり乾燥パスタが人気。イタリアのスーパーに行ってみると、パスタを販売するコーナーのあまりの広さにビックリします。いろいろな形状のパスタが売られている上に、メーカー違いのものまでが所狭しと並び、どれを選んだらいいのか、と迷ってしまうくらいです。

 パスタを大きく形状で分けると、細長い麺状の「ロングパスタ」と短い形状の「ショートパスタ」があります。ロングパスタは、スパゲティでもおなじみの細長い棒状のもので、日本ではこちらのほうがメジャーですね。

 対して短い形状のショートパスタですが、穴の開いたもの、貝の形をしたもの、細長いもの、スープに浮かべる小さい星形のもの…など、イタリアでは本当にさまざまな形のものが売られています。ショートパスタの方が種類が豊富です。

 日本では、ショートパスタというと、マカロニサラダやグラタン用、とあまり利用されるメニューが多くないのが現状のようですが、ショートパスタもスパゲッティと同様、トマトソースやカルボナーラなど、おなじみのパスタ料理に使うことができます。ちょっと茹ですぎてしまってもぶよぶよになりにくく、たくさんのお湯を沸かさなくても茹でやすい、まさに「家庭向きのパスタ」と言えます。

欧米ではタコを食べる?食べない?

 よく欧米人はタコを食べないと言われていますが、本当なのでしょうか。ユダヤ教の地域ではウロコのない魚は食べてはいけないとされていたり、イギリスではタコは「悪魔の魚」と呼ばれ、忌み避けられていたと言われたり、もともとは食べる習慣はなかったようです。しかし、南欧のフランス、イタリアやスペイン、ポルトガルなどでは日本と同様、食用とされています。

 タコはアミノ酸の一種、タウリンが豊富で低脂肪、高タンパク。皮膚の再生を促すと言われるコラーゲンもたくさん含まれています。タウリンはよくドリンク剤などに配合されている成分で、コレステロールを排出したりインスリンを分泌する作用があり、疲労回復にも効果があります。

タコのミートソース風パスタ

 今回はタコをミンチ状にし、短時間で柔らかくしたソースを作り「タコのミートソース風パスタ」に仕上げました。タコは消化率がよいと言われる食材ですが、加熱し、しかもミンチ状にすることでさらに胃に負担がかかりにくくなります。ご自宅にフードプロセッサー等があれば、より手軽に作っていただけると思います。

 またトマトペーストを使うと、煮込み時間も短縮でき、うま味や塩味も簡単にきまります。フォークやお箸でもつまみやすいショートパスタとよく混ぜ合わせると、ソースがよく絡んでとっても食べやすく、オススメです。