春野菜がおいしい季節になりました。毎年、この季節にしか味わえない春キャベツ、新ジャガイモ、新タマネギ、菜の花、ふきのとう…甘くて柔らかく、今の時期ならではの食材をたっぷり楽しみましょう。

 春野菜には、冬に貯め込んだ老廃物を体から排出しやすくしたり、寒さで代謝が滞りがちだった体を回復させる成分が多く含まれています。菜の花やタラの芽、ふきのとう、ウドなどに含まれる苦味成分や、春キャベツに含まれるビタミンU(胃腸を整える働き)、そしてたっぷりの水分と食物繊維、カリウムが、それらを促します。

花粉症対策には腸内デトックス

 しかし、暖かくなるこの時期に体がだるい、花粉症がつらいといった声もよく聞きます。気温の変化に対応するためにも旬の食材を食べて、その時期に必要な栄養を取り入れることが大切です。

 特に、花粉症対策には腸のデトックスが重要ですので、食物繊維やカリウムを多く含む野菜を多くとることも必要でしょう。食物繊維は「量」が大切なので、キャベツや菜っ葉などの葉野菜をたっぷり食べると良いでしょう。

 春の食材は水分が多くて柔らかいので、それを味わうためにも、サラダなどの生食や、軽く火を通しての食べ方がおすすめです。加熱すると流れ出てしまう栄養素も損なわずに取り入れられます。

お弁当のおかずにもなる「春キャベツと新タマネギのポテトサラダ」

 今回紹介するレシピは「春キャベツと新タマネギのポテトサラダ」。毎回同じ食材になりがちなポテトサラダですが、キュウリではなく、キャベツを使ってみてはいかがでしょうか。冷蔵で3日ほどもつので、多めに作ってお弁当のおかずにも◎。ゆで卵を入れるとコクが出て、さらにおいしくなります。ジャガイモと一緒に卵をゆでることで時短にもなります。ぜひお試しください。

管理栄養士・園部裕美