夏でも食が進むぶっかけうどん弁当

ぶっかけうどん~豚肉梅肉あえのせ~

・食欲が落ちている時にもうどんはのど越しが良く食べやすい主食です。具材に梅肉であえた豚肉、味付け油揚げ、輪切りにしたオクラをのせました。
・豚肉に含まれるビタミンB1は炭水化物(糖質)をエネルギーに変えるために必要な栄養素です。麺類に限らず、ご飯を食べる時もビタミンB1が含まれる食べ物も一緒に食べるように心がけましょう。このほか、具材を変えることで色々な味を楽しめます。

・ぶっかけうどんにかけるめんつゆは、たれびんに入れて前日から冷凍庫で凍らせました。保冷としてうどんと一緒に氷も入れていますが、味が薄くなるのが気になる方は、めんつゆで氷を作ってみましょう。
・食事から水分をとることも大切なので、特に朝食で汁物を食べていないときは、昼食のうどんを具だくさんのつけ汁で食べることもおすすめです。このお弁当では汁物を、ぶっかけ汁で代用しています。

夏野菜3種のおかず

・ナスとピーマンは油で炒め、みそで味付けしました。子どもが苦手とする野菜ですが、少し味を濃いめにすることで、食べやすくなります。夏野菜は脂溶性のビタミンAを多く含んでいる野菜が多いので、少し油を入れてビタミンAの吸収を良くします。
・カボチャにアーモンドを加えることで、食感や味にアクセントがつきます。
・トマトはシソとあえ、いつものお弁当の付け合わせのトマトに変化をつけました。

キウイフルーツ

・ビタミンC、食物繊維、カリウムを豊富に含んでいる果物です。暑さから体を守るためにもビタミンCは毎食摂りたい栄養素です。

ハヤタはゆでうどん400g、約2袋

ハヤタはゆでうどんを400g(メーカーにもよるが約2袋)、父キュウジさんは4分の3、母ヨウコさんと妹エミは半分。具材の量もそれぞれに伴った分量にします。副菜の量は全員同じとしますが、果物のキウイをハヤタは1個、それ以外は半分で調整しました。

ヨウコさんとエミのお弁当
ヨウコさんとエミのお弁当

持ち運びする際は、食中毒対策としてしっかり保冷しましょう。必須アイテムは保冷剤、保冷バック、クーラーボックス。冷凍した飲み物を保冷剤代わりに使うのもいいですよ。

管理栄養士・さとうまきこ