秋から冬へと季節が変わる時期は、気温の低下や空気の乾燥によりコンディション管理も難しくなります。大事な試合が重なり疲労が取れなかったり、緊張などで食べたものの消化吸収が悪くなったりと予期しない不調が起こることもあるかもしれません。
コンディションを落とす前に対策をとることもできます。今回は気候の変化に負けないコンディション管理についてお伝えします。
十分に水分補給
冬は、夏に比べると運動中に汗をかきにくいため、脱水に気付きにくくなります。空気が乾燥して皮膚や粘膜などからも水分が蒸発しやすく、肌荒れやウイルスに感染しやすくなります。のどの渇きも感じにくくなるため、しっかりと飲水の量を把握しながら水分補給を行いましょう。
免疫力アップの栄養素をとる
エネルギー不足の状態が続くと、免疫力が低下することがわかっています。コンディション維持の基本として、エネルギー不足にならないよう運動量によって食事量を調整しましょう。その上で、「ビタミンACE」といわれるビタミンは風邪予防にお勧めです。特に、アスリートが気を付けたいのはビタミンD。冬場は日照時間が短くなるため、ビタミンDの生成が少なくなります。青魚などビタミンDが豊富な魚を1日1回はとるようにしましょう。
休養をしっかりとる
疲労を翌日に持ち越さないようにしましょう。睡眠時間を確保するだけではなく、睡眠環境も整えましょう。入浴時の温度や時間などを振り返ったり、身体のケアをいれたりと、今の自分に適した休養のとり方を見つけていきましょう。
今回紹介するのは、ビタミンDが豊富な青魚を使った「サンマの甘露煮」です。ご自宅に圧力鍋がある方は調理時間を短縮でき、骨までやわらかく召し上がれます。日持ちもするので常備菜の一つにおすすめです。