ケガや体調不良に陥ったとき、どの病院に行きますか。既に信頼できるかかりつけの病院がある場合はよいのですが、うまく見つけられず長期間、体調不良が続いているということも多く耳にします。

また、受診したもののアスリートに対する配慮が乏しかったり、希望する治療を受けられなかったりするなど、歯がゆい思いをしているケースも少なくありません。今回は、アスリートが信頼できる病院を見つけるためのポイントを紹介いたします。

1、スポーツドクターが在籍する病院を探す

アスリートはケガを治し、競技を続けることを目的としているので、そのような状況を理解した上で診てもらえる病院だと安心ですね。完全復帰までには継続したリハビリが必要になるかもしれません。

飲み薬による治療が必要な場合は、ドーピングに対する知識がある医師に診察してもらうことで不安も少なくなります。血液検査を受ける場合も、コンディション管理の指標となる検査値を理解している医師の方が話をしやすいですね。

以下のページからは、日本スポーツ協会の認定するスポーツドクターや専門医を検索することができるので参考にしてください。
https://www.japan-sports.or.jp/coach/DoctorSearch/tabid75.html

2、アスリート対象の治療件数が多い

初めて訪れる病院の場合、ホームページなどでアスリートを対象とした治療を行っているか調べてみましょう。部位ごとに専門医師が在籍しているケースもありますし、治療件数も公開している場合もあります。参考にしましょう。

3、自宅や学校から通院しやすい

事前情報で自分に合う病院を見つけたとしても、継続して通えるのかという問題もあります。自宅や学校、勤務地などから近ければ通えますが、距離があると足が遠のいてしまいます。最近はオンライン受診や栄養指導も受けることができますが、生活圏内の中で見つけた方が、検査など対面での受診を継続しやすくなります。

大学病院などの大病院を受診したいときは紹介状が必要で、それがない場合は高い初診料がかかってしまいます。まずは通える地域で病院を見つけ、そこで相談してみましょう。

また、栄養士が在籍する病院では、医師のオーダーがあれば栄養指導を受けることもできます。体調管理やケガの状況に合わせ、食事も含めたアプローチで早期回復に努めていきましょう。

今回紹介するのは「ささみチーズスティック」です。天ぷら粉と粉チーズを混ぜて衣にしています。チーズ好きなお子さんに人気の一品で、カルシウムがとれて成長期のおかずにぴったりです。お弁当のおかずとしてもご利用ください。

女子アスリート/管理栄養士・上木明子