<梅干し、ほし~(3)>

NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」には、沖縄の食がたくさん出てきました。ゴーヤーチャンプルーにフーチャンプルー、ソーキそば…。島豆腐、豚肉、そしてゴーヤーがとてもおいしそうに見えましたよね。その視覚的影響なのか、スーパーでゴーヤーを買ったり、自分で栽培してみようと苗を買ったりする人が増えたとか。

ゴーヤーの最大の特徴は、苦いこと。でもこの苦味が実はくせ者で、苦いけれど、なぜか食べたあとは胃がすっきりしてしまう。その苦味成分の名前はモモルデシン。胃腸を刺激し、消化液の分泌を促してくれます。そのため、食欲がわき、結果的に夏バテも解消されるというすぐれモノなのです。

ゴーヤーのおかか梅あえ
ゴーヤーのおかか梅あえ

とはいえ、ゴーヤーの苦味が苦手な人もいるはず。その苦味を梅干しの酸味とおかかのうま味で食べやすくしてしまいます。とてもおいしくなりますよ。

次のページレシピはコチラ