空間デザインなどを手掛ける会社「MINT TOKYO」は20日、トップアスリートが中高生向けにオンラインでコーチングなどを行うサービス「CORD TRACK AND FIELD CLUB」を発表した。

12年ロンドン五輪男子100メートル代表で10秒07の自己ベストを持つ江里口匡史さん(31)、17年世界選手権男子110メートル障害代表の増野元太(26=メイスンワーク)、男子走り幅跳びで8メートル06の自己記録を持つ山川夏輝(24=東武トップツアーズ)、男子砲丸投げで6度の日本選手権優勝を誇る福岡大の野口安忠コーチ(43)らが講師となる。

日本選手権男子100メートル決勝で優勝する江里口匡史氏(2010年6月6日撮影)
日本選手権男子100メートル決勝で優勝する江里口匡史氏(2010年6月6日撮影)

環境面に恵まれない中高生も、登録すれば、オンラインを通じ、トップレベルの指導を受けることが可能になる。コーチングサービスだけでなく、SNSでのトレーニング情報の配信、交流会なども行われるという。

サービスは6月1日から開始。登録アスリート、コーチ側には収益が還元される。また企業の小口スポンサーも募集し、参加学生へ奨学金などの援助も目指していくという。

(2020年5月20日、ニッカンスポーツ・コム掲載)