5月も終わりに差し掛かろうとしています。この時期は、多くの競技で全国大会に向けた試合などが繰り広げられていますね。選手の皆さんも連戦に備え、ご飯をしっかり食べるなどエネルギー源を多くとるよう心がけていることでしょう。

ビタミンB群は「エネルギー代謝」の補酵素

食事からのエネルギー摂取が増えることに伴って、摂取量を増やさないといけない栄養素があるのを知っていますか?

それはビタミンB群です。ビタミンB群とは、ビタミンB1・B2・B6・B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの8種類を指します。

ビタミンB群は糖質、脂質、タンパク質からエネルギーを生み出す「エネルギー代謝」を助ける補酵素として働きます。普段から運動量が多いスポーツ選手は、エネルギーを多く必要とするため食事量が多くなりますが、そうするとビタミンB群も多く摂る必要があるのです。

不足すると余ったエネルギーが体脂肪に

食事量を増やすことでエネルギー源は確保できますが、ビタミンB群が不足すると、それらを体内でエネルギーに変えることができません。エネルギーとして消費するはずだった糖質や脂質は余り、体脂肪として蓄積することにつながります。

不足すると疲労感や集中力の低下にも

さらにビタミンB群が不足すると、疲労感や集中力の低下など様々なトラブルを感じやすくなるので、不足しないよう気をつけましょう。ビタミンB群を多く含む食品の代表的なものは次の通りです。

<ビタミンB群を多く含む代表的な食材>

ビタミンB1=胚芽米、豚肉、大豆製品
ビタミンB2=レバー、牛乳、卵、魚介類
ナイアシン=タラコ、レバー、肉類
ビタミンB6=魚介類、鶏肉、バナナ
ビタミンB12=レバー、牡蠣、魚介類

ビタミンB群は水溶性ビタミンのため、一度にたくさん摂取しても尿中に排泄されてしまいます。そのため毎日こまめに摂取することが大切です。

今回紹介するレシピは「タラコ入りつくねバーグ」です。鶏むねのひき肉にタラコを加え、ショウガやネギを加えて大葉を巻き、さっぱりといただけます。

タラコはビタミンB群の中でもナイアシンが多い食材です。鶏むね肉はタンパク源として人気ですが、こちらもナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6が豊富です。

タラコに塩気があるので、このレシピでは調味料はほぼ使っていませんが、使用するタラコの塩分量に合わせて調味料を調整してください。ピリ辛がお好きな方は明太子に変えてもいいですね。お弁当にもおすすめの一品です。

KAGOSHIMA食×スポーツ/管理栄養士・久永まゆみ