現在、バレーボールを指導している中学生女子には交代で練習日誌を書かせています。これは、このクラブチームができた当初から行われてきました。

そこには、ノートを書く選手の名前、日時、練習場所、欠席者のほか練習内容の詳細、場合によっては新たな練習メニューや注意点がイラストなどで図示されることもあります。最後には、練習全体を通して担当した選手が感じていることを書いています。

私たち指導者は毎回それに目を通し、コメントなどを書き添えて戻しますが、最近それを見ていて感じるのが、筆圧が弱く、字の薄い子がとても多いということです。毎回のように、字を濃く書くよう指導もしています。

小学校では2B鉛筆、ICT化で字を書かない授業

実は、子どもの筆圧は年々弱くなってきていて、小学校などでは2Bの鉛筆を使用するよう指導しているそうです。このことを保護者に話すと、保護者も気付いていました。最近の学校ではプリント学習が増え、文字を書くのは空欄を埋める語句を書く程度で長い文章を書くことが少なくなり、昔ほどノートをとらなくなった印象だそうです。

コロナ禍で益々ICT化が進み、学校でタブレットを使った学習が増えているようで、紙に書く作業が減っているかもしれません。一方で、日本よりICT化が進んでいる諸外国からは、むしろICT化一辺倒に進むのでなく、バランスが重要だという話も聞こえてきます。デジタル化が進み、頭に入ってくる情報量が多すぎると脳がそれをとどめておけなくなり、必要な情報をまとめたり、ノートをとることが難しくなるというのです。

アナログ世代の私たちは、授業を受けながら書き取り、中には要約したり、ポイントを書きとめてきたりしました。頭で整理し、手で書くことは脳を鍛える上で大切なことです。今後はICT化をしつつ、そういう力も求められるでしょう。

先ほどの保護者は「ノートをとることが減る中で、練習日誌はとてもいい機会になっている」と言っていました。基本的にはバレーボールのクラブですが、交代制であってもやったことを練習日誌にまとめる、後から見た人が分かるように書くことは、現代の子どもたちにはかなりの学習になるのだろうと感じています。

今回は「豚ヒレ肉と野菜の酢豚風」です。酢豚は本来、豚肉を揚げますが、焼くだけにして脂質を抑えています。ヒレ肉は高タンパク低脂肪で、亜鉛や鉄もしっかり摂れます。

緑黄色野菜のピーマンやニンジンを合わせて味つけを酢豚っぽくしました。野菜な苦手な子どももケチャップが入ると食べやすくなります。お試しください。

管理栄養士・月野和美砂