神奈川県をはじめ関東の各都県では、この時期に小学生バレーボールの関東大会予選が行われています。ジュニア選手、小学生から高校生までは日頃の体作りも大切ですが、それと同じくらい試合当日の食事のタイミング、内容も重要です。

スポーツも様々で、決まった日に1試合だけ行う競技がある一方、小学生から高校生までのバレーボールは「追い込み形式」といって、前の試合が終わった後、数十分後に次の試合を開始するという形をとっています。前の試合が2-0であっさり終わることもあれば、接戦でフルセットになることもあるので、時間を読むのは大変難しいことです。

また、1日に複数の試合をすることも普通です。1試合目を勝った後、続けて試合が行われたり、1試合おいてまたその後にすぐに試合があることも多く、昼食をいつ食べるか、食べないでおくか、どれくらいの量を食べるかなど、指導者の指示も重要です。その後の試合のことまで、スケジュールやタイミングを想定しておく必要があります。

ラップで1つずつ小さめおにぎり

これらに対応できるよう、試合時の昼食は「小さめのおにぎりをいくつも用意」するのが良いでしょう。

日によっては、まだ暑さが残ります。お弁当箱に詰めるスタイルにしてしまうと、途中まで食べて、ふたを閉めてまた後で食べて、となると食中毒の危険が増します。

1つ1つ、ラップで丸めたおにぎりの方が衛生面でも優れていますし、昼食としてだけでなく補食でも使えます。おかずは少しでも構いません。この日摂りたいのは、試合に必要なエネルギー(炭水化物)が中心です。1日に数試合をこなす選手は、自分のパフォーマンスが最高に発揮できる食事や補食の内容、タイミングがどういったものかを日頃から試し、分かるようにしておきましょう。

今回は「カボチャ&アーモンドの塩麹マヨサラダ」を紹介します。

今の時期のカボチャは味が詰まり、とても濃厚です。抗酸化作用のあるβカロテン、ビタミンC、ビタミンEが豊富に含まれており、味のアクセントになるアーモンドにもビタミンEがたっぷり。ビタミンEとβカロテンは油と一緒にとることで吸収率が高まるので、マヨネーズであえましょう。

試合で疲れた体に、カボチャの糖質とたっぷりのビタミンを補給して、速やかな疲労回復につなげましょう。

管理栄養士・月野和美砂