今年のサッカーJ1は、ヴィッセル神戸が初優勝を飾りました。ヴィッセル神戸は今年から、私が栄養アドバイスをしているチームです。創設29年目での悲願達成に関われたこと、心からうれしく思います。

シーズン当初、クラブハウスには食事をする場所がありませんでした。夏にカフェテリアができたことで、ようやく選手たちは練習が終わってすぐに食事をとれるようになったのです。

プロチームは食事をする環境が整っていると思われがちですが、サッカーに限らず、そうとも限りません。競技によっては、大学生や高校生のチームの方が、食環境が整っているのではないかと思うこともあります。

年齢が低いうちから栄養の知識を行動に

この仕事をしていていつも思うのは、「年齢が低いうちから栄養についての知識をどんどん得て、その知識を食行動に移せる選手になってほしい」ということです。環境に左右されず、自分で食事を整えられる、必要な栄養をとって体を作れる、そんな選手になって欲しいと思います。

栄養の情報は日々研究が進み、これまで良いとされていたことがそうでもないと言われたり、「○○が良い」といったブームがあったりします。これはトレーニングの流行よりも顕著で、様々な情報が氾濫していることから、選手や選手の奥様から「何を信じたらよいのか」と聞かれるほどです。

ぜひこのアスレシピで最新のエビデンスに基づいた情報を元にしていただき、また様々なレシピを参考に「調理」という行動を通して、実践力を磨いて欲しいと思います。

今回は、旬のカボチャをとりいれた「カボチャバターの変わりサンドイッチ」です。カボチャに多いビタミンEは血行を良くし、冷え性の緩和などにつながります。

ビタミンEはバターなどの脂質と一緒にとることで吸収が高まるので、今回のようなカボチャソースはおすすめの食べ方です。具に野菜、肉、卵を入れて食べ応えのあるサンドイッチです。ぜひお試しください。

管理栄養士・川端理香