今年は暖冬ですが、早朝や夕方からの練習時は気温がぐっと下がる時もあります。そこで今回は、温かいそばメニュー「豆腐のあんかけそば」を紹介します。

温かい料理は、それだけで体を温めてくれますが、あんかけにすると、料理が冷めるのを抑えることができます。さらにのど越しも良くなり、食べやすくなります。

一般的な中華料理のあんかけは、炒めた油をそのままあんかけにするため、脂質が高くなり、体脂肪を気にするアスリートは外食時、あんかけメニューを極力、避けていますが、このレシピは油を使わない脂質控えめで作っています。

秋から冬にかけて、アスリートの骨折が多くなるというデータがありますが、それを予防するためにタンパク質やカルシウム、ビタミンDなどを摂ることは必要です。そのために吸収の良い乳製品などはとりたい食材の1つ。今回のような豆腐のあんかけも、骨強化にはおすすめです。

今回は主食の中でもタンパク質が多いそばを取り入れていますが、もちろん、ご飯などにかけて丼にしてもOKです。ぜひお試しください。

管理栄養士・川端理香