朝食にスープパンが流行っているようです。寒いので朝から温かい汁物で温まりたいというのと、1品で主食や野菜などがとれるので食べやすさも受けているようです。

トップアスリートの中には、オフ日に自分で具だくさんスープを作り、それを小分けにして食事に取り入れています。またそれをアレンジしたりしているのですが、今回はそんな作り置きもできるスープを利用したレシピです。

とにかく食事ではタンパク質が摂れるようにしたいものです。例えば食パンでも購入する際は栄養表示を見て、なるべくタンパク質が多いものを選ぶようにしましょう。

このスープではゆで大豆と豆乳を使っています。大豆にはでんぷんが含まれますが、ゆでるとそのでんぷんの一部がレジスタントスターチとなり食物繊維の量が増えるという特徴があります。

食物繊維はタンパク質を多くとりたいアスリートにとっては多く必要となるため、それが両方含まれる大豆はどんどん摂りたい食品なのです。

スープパンのグリル」で、野菜からの食物繊維だけでなく大豆の食物繊維も摂取してよいコンディションをキープできるようにしたいですね。

管理栄養士・川端理香