お正月はお餅に飽きて、カレーなどが食べたくなるというアスリートがいます。そこで、お正月の体作りにも最適な「ニンジンとエゴマのチヂミ」を紹介します。

ニンジンは野菜の中でもカロチンやビタミンCなどの抗酸化作用が高い栄養素が多く含まれています。これまで「子どもの嫌いな野菜」によく挙がっていた野菜ですが、近年は糖度の高いものが多いので逆。ある調査では「子どもの好きな野菜ベスト3」に入ったほどです。

甘いということは糖質が高くなりますが、砂糖や他の主食と違って血糖値を上げにくいため、アスリートにはおすすめです。

さらに今回はエゴマの葉をたっぷり使用しています。こちらもカロチンとビタミンCが多いのが特徴で、香りの効果も期待できます。

エゴマの葉はシソと同じ仲間なので、手に入りにくい場合はシソを使っても構いません。これらを小麦粉ではなく片栗粉、つまりジャガイモで食べると、ニンジンやエゴマを生で食べるよりも、しっかり量がとれます。

主食の摂りすぎが気になったり、年末年始で体脂肪が気になっているアスリートには特にすすめたい一品。ポン酢とエゴマ油(なければ他の油でもOK)をかければ、おいしいのはもちろん、便通を良くすることにもつながります。ぜひお試しください。

管理栄養士・川端理香