今回は、簡単に作れる補食のプリンを紹介します。暑くなると冷たいものが欲しくなりますが、タンパク質やカルシウムがとれる「チーズの豆乳プリン」はおすすめです。

体作りにおすすめの「チーズの豆乳プリン」

夏休みに入り、選手と一緒に料理をすることがあるかもしれません。選手は食べるばかりで作ったことがないという家庭もあるかもしれませんが、このプリンは体作りにおすすめ。栄養の話をしながら一緒に作ってみると、選手が食に対して意識を高めるかもしれません。

米だけ食べさせるスタイルに疑問

これまでもこのコラム内でも書いてきましたが、部活動の指導などで、どんぶり茶碗でとにかく米をたくさん食べさせることに対する疑問を呈してきました。未だに「うちの部活はどんぶり茶碗で〇杯食べる」と、を誇らしげにお話される指導者もいますが、エネルギー過多によっての選手の体重増加は、体脂肪によるものではありませんか? 体重を脂肪で増やすのか、筋肉で増やすのかで、選手のパフォーマンスは変わります。コンタクトスポーツの場合は、ある程度の体脂肪が必要なこともありますが、必要なのは「ある程度」。多くは、筋肉なのです。

練習後のおにぎりについても同様のことが言えます。米にはもタンパク質は含まれますが、それがそのまま全て筋肉などに変わるわけではなく、効率が悪いのです。もちろん、糖質によって、練習で使ったエネルギーを補給できるメリットはありますが、練習で破壊された筋肉などの修復にはタンパク質が必要なのです。

以前は、練習後は糖質とタンパク質を一緒にとることで回復が促されるとされていましたが、最近はその説が覆されつつもあり、タンパク質だけでよいのではないかという見解にもなっています。

タンパク質摂取ということであれば、練習後におにぎりではなく「チーズの豆乳プリン」。そのパターンに慣れるまでは大変かもしれませんが、試してみて下さい。

管理栄養士・川端理香