「米が悪者みたいに思われていて…本当にそうですか?」

あるメディアからの取材で質問を受けました。最近の糖質制限やタンパク質ブームで、米の消費が益々落ち込むのではないかということを懸念されてのことです。

「米には糖質だけでなく、タンパク質など、ほかの栄養素も含まれますよね」と米の良さをアピールしたいようでしたが、伝え方次第で、事実の見え方も変わってしまうと感じます。

例えば、確かに米には、エネルギーとなる糖質以外の栄養素も含まれています。ただ、先ほどのタンパク質を米だけでとろうと思えば、エネルギー過多になるのはもちろん、そもそも米のタンパク質は体内での利用効率が低いのです。

米のタンパク質を体内で効率よく利用するためには、豆製品と組み合わせることがポイントになります。米にはアミノ酸のリジンが少ないので、リジンを含むものと組み合わせるのです。

枝豆や牛乳のタンパク質だけでなく、米のタンパク質吸収も高める「枝豆リゾット」

今回紹介する「枝豆リゾット」は、枝豆や牛乳のタンパク質だけでなく、まさに米のタンパク質吸収も高めるレシピ。さらに乳製品をふんだんに使っているため、カルシウムもかなり多くとれます。

枝豆は今が旬です。冷凍の枝豆も手軽に使えて便利ですが、たまには冷凍ではない枝豆も使ってみてはどうでしょうか。

管理栄養士・川端理香