2012年ロンドンオリンピック(五輪)柔道女子57キロ級金メダルの松本薫さん(31)が引退し、アイスクリーム店のスタッフになることが先日、発表されました。その店のコンセプトは「ギルトフリー」。つまり、「罪悪感なく食べられるアイスクリーム」。松本さんは現役時代、「甘いものを食べるということに罪悪感があり、そういう気持ちにならずに食べられる甘いものがあれば」と語っていました。

誰でも、自分の体にプラスにならないと分かっているものを食べてしまった時には、ある種の罪悪感が生まれます。特に、食に意識の高い選手ほど、それが強いのです。食への意識が高いので、食べたらどんなマイナスがあるのかを栄養学的によく理解しているため、罪の意識が重く、長期間反省しているように思います。

意識が高いため、逆にマイナスになるということはよくあることですが、それを取り除いてあげるようなアドバイスをすることも、管理栄養士の大事なサポートだと思います。

アスリートも罪悪感なく食べられる「バナナチーズクリーム」
アスリートも罪悪感なく食べられる「バナナチーズクリーム」

さて今回は、罪悪感なく選手も甘いものが食べられる「バナナチーズクリーム」です。甘味は果物を中心にしているので、ビタミンCなども摂れ、グルテンフリーを実践している選手も安心して食べられます。

完成までたった5分。簡単に作れますので、ぜひお試しください。

管理栄養士・川端理香