サバ缶が人気ですね。品薄になったり、1缶100円ほどで買えたものが値上がりしているようです。また、高級サバ缶詰も目にするようになりました。

細かい栄養素を知らなくても「サバ=体に良い」というイメージが一般にも定着したようです。先日、子どもたちに食事の話をした時も「魚はサバが1番体にいい!」という発言をしている生徒がいました。

アスリートにとってうれしい成分

サバの栄養素で注目されているのは「EPA(エイコサペンタエン酸)」。魚の脂です。脂はどんなものもエネルギー量が1g=9kcalのため、栄養計算をすると脂質が高くなりますが、魚料理の場合はむしろ脂質を高いものを選ぶことで、このEPAを含む、アスリートにとってうれしい成分がとれます。

EPAは抗炎症作用が高く、摂取してトレーニングすることで、心肺機能や体脂肪の燃焼などに好影響を与えることが分かっています。毎日1缶以上、魚缶を食べているプロアスリートもいます。

ただしこのEPAは、酸化に弱いことが欠点。いい脂質も調理して時間がたつと、悪いものに変わってしますのです。

イワシやサンマで代用もOK

サバの納豆あえ

そのため今回紹介する「サバの納豆あえ」は、作ったらその日のうちに食べましょう。レシピでは、生のサバを焼いて使っていますが、缶詰でも構いません。ちなみに、最近はイワシ缶も売れ始めているようです。もちろん、栄養成分は同じです。サバが手に入らないときは、イワシやサンマなどで代用することもできます。

管理栄養士・川端理香