「残ったご飯を冷凍したけど、それが余って…」と結局使い切れなかったという話をよく聞きます。その量が中途半端だったり、いつもチャーハンなど炒めるだけなので、ほかに選手用にアレンジできませんか? と聞かれることもあります。今回は、そんな冷凍ご飯を使ったレシピです。

「冷凍」でも早めに使用

 まず、冷凍したものは結構長い期間、日持ちすると思われていますが、これは誤解です、食品には食べられる期限があり、市販のものと違って、家庭で作ったものは保存期間がさらに短いと思ってください。また保存状態によっては、冷凍ご飯に氷がついたり、解凍してもにおいが気になることもあるでしょう。

 そうなる前に、使い切りたいものですね。

 今回紹介する「豆乳リゾット」は、水分を加えることで冷凍ご飯がよみがえります。クレソンは、アサリの鉄の吸収をアップさせ、血液を作るのに効果的な食材です。こういった野菜を飾りのようにとらえて残す選手も多いのですが、茎部分も捨てずにしっかり使い切りましょう。

 今回は「リゾット」として紹介しましたが、ご飯を加えなければ、「シーフード豆乳スープ」としても飲めますし、パスタを加えれば、スープパスタとしてもおいしく食べられます。覚えてしまえば、アレンジしやすいレシピです。

管理栄養士・川端理香