1月はテレビなどを通して、たくさんのスポーツの試合を目にしたかもしれません。プロだけでなく、学生の競技も多く放送されていました。

 先週は、全国都道府県対抗女子駅伝がありました。

 この大会は、さまざまな年齢の選手が出場するため、箱根駅伝とは違った感覚で観戦できます。また、長距離だけでなく、中距離選手の育成・強化を目的としているので、選手の走り方を見るのも興味深いものです。腕や足の運び方、その競技ならではの体型も分かります。

 ちょうど先日、陸上の某強豪実業団の監督とお話する機会がありました。その中で「他の競技の場合、罰として走りというのがあるけど…」と話されたのが、とても耳に残りました。

 それまであまり考えたことはなかったのですが、確かに他の競技の場合、練習中にミスがあったり、試合に負けたりすると、罰としてダッシュ10本など走らされることがあると聞いたことがあります。苦しいことを課すという意味なのでしょう。

 陸上の中長距離選手は、それ自体が競技です。一定の距離を走るという競技の選手のメンタルや思考は、他の競技の選手とは違う、独特のものがあるような気がします。

漬け込むことで食べやすくなる「豚と野菜の漬け込み焼き」
漬け込むことで食べやすくなる「豚と野菜の漬け込み焼き」

 さて今回は、豚肉を使ったレシピ「豚と野菜の漬け込み焼き」です。肉と野菜を食べやすい大きさに切り、調味料と合わせてビニール袋に入れ、冷蔵庫に入れておきます。

 陸上の中長距離選手のように、体脂肪を意識する競技の場合、もも肉など脂質の少ない部位を使いますが、パサパサになりやすいのが難点です。

 しかし、このように漬け込むとしっとりし、そのまま焼くよりもパサパサ感が抑えられるので、追い込み練習の後の疲れた体でも食べやすく感じます。ぜひお試しください。

【管理栄養士・川端理香】