【答え】(2)こまめに分けて摂る

ビタミンCのような水溶性ビタミンは、一度に摂っても吸収される量には限界があります。研究報告によると、ビタミンCは、1回の量が1000mgを超えると吸収率が悪くなるとされており、こまめに補給した方が吸収されやすいようです。

血液中に取り込まれたビタミンCは全身に行き渡り、すぐに排泄されます。3時間後に血中濃度が最も高くなり、6時間後には元に戻ってしまうため、3時間おきに補給し続ければ、常に血中濃度を高く保つことができます。

風邪をひいているとき、アレルギーがひどいときは、通常よりもビタミンCの必要量が増しているので、3時間ごとに補給すると、症状の改善につながるでしょう。試合前や風邪予防であれば、6時間以内にある程度の量を補給すれば足りるので、食事でのビタミンC摂取を強化することが大切です。