暑い日が続き、「食欲がなくて困っている」という声が増えています。食欲が落ちたり、体調が悪かったりすると、体温調節機能も低下して、熱中症になりやすくなります。

先日回答した「Q&A」コーナーの質問でも、「思うように食べることができない」という保護者からの相談が多くみられました。「一生懸命食事を作っても食べてくれません」「お弁当を残してきます。どうしたらいいですか」などと。

真夏の暑い中でのトレーニングが続いていると、食欲がなくなるのも分かります。しかし、せっかくトレーニングをするなら、しっかりと食事をとって、体にエネルギーをいっぱい蓄えておきたいところです。

夏休みこそ生活リズムを整えて

夏休みです。「生活リズムが乱れていませんか」「食事の前に冷たい物を飲みすぎていませんか」「間食が増えていませんか」といったことを確認すると、やっぱり、いくつかの原因が見つかります。また、午前中に練習があると、昼食時刻が遅くなってしまい、生活リズムが悪くなってしまうこともありますね。

お家の人が声をかけて、食事を用意したとしても、選手が自分で食べることの大切さを意識していかないと、変わっていきません。選手自身が自分の体に話しかけて、体の状態がどのようになっているか、どのようにしたらよいのかを考えることができるようになると良いですね。

毎日の体重測定を習慣化させよう

まだ、毎日体重を測る習慣がない選手も多いようです。体重測定の習慣ができた選手は、自分の体について考えるようになり、夏休みの生活リズムや食事も意識するようになります。できていない選手は、まずは体重(できれば体脂肪も)を毎日測定することを実行し、夏休みの天気や気温の記録のように、自分の体重と体調を毎日の記録に加えてみましょう。そして、自分が食べる物についても、今まで以上に意識していきましょう。

食欲がない時にスープがあると、食べられたということはありませんか。夏休みは、1人で昼食を食べることもあります。そんな時にぴったりな、5分でできる「モロヘイヤの超簡単スープ」を紹介します。

モロヘイヤとサラダチキンがベースのあっさり味のスープは、様々なアレンジが効きます。溶き卵を加えると、タンパク質がアップします。モロヘイヤの代わりに冷凍のホウレン草、水菜などを使っても良いでしょう。

モロヘイヤの代わりに冷凍のホウレン草、水菜などを使っても良いでしょう。溶き卵を加えるとタンパク質がアップします

モロヘイヤは生でも食べることができるので、葉の部分だけを使い、大きめのマグカップに材料を入れて沸騰したお湯を加えれば、鍋を使わずに作れます。

静岡スポーツ栄養研究会/管理栄養士・青島千恵