【回答】管理栄養士・田畑綾美さん

おなかがすくことで、おなかが痛くなってしまうということですので、次の食事まで補食などをとることができない場合は、できるだけ腹持ちがいいものを食べるといいでしょう。腹持ちをよくするためには、タンパク質や脂質、食物繊維を含むおかずがポイントです。特に、炒め物や焼き物、マヨネーズやドレッシングなど、油を使ったおかずを準備してみてください。

ただ試合時は、油の使用に注意が必要です。試合時間から逆算して栄養補給をするのがポイントですが、タイミングが限られるため、短時間でとれるゼリー飲料やスポーツドリンクなどをとれるように準備しておくといいでしょう。試合前にどのくらい栄養を蓄えられているかも重要ですので、前日から、特に糖質を中心にエネルギーを蓄える意識を持つように促してみてください。

また、立ちくらみを起こしている状態は貧血の影響があるかもしれません。貧血対策にはエネルギーを十分に満たすだけではなく、鉄やタンパク質などの栄養素もしっかり摂るように心がけましょう。

岩石揚げ
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