「メラノイジン」という栄養界の“スーパー戦士”をご存知ですか?

メラノイジンは、みそに多く含まれる褐色色素。アスリートにとってうれしいのは、何と言っても驚異的な抗酸化作用です。運動やトレーニングによって発生した活性酸素と戦って、抜群の疲労回復パワーをもたらしてくれます。

ちなみに、肉やパンなどを焼いた時にコンガリとおいしそうな褐色の焼き色がつきますが、これもメラノイジンです。

特に疲れているときは「赤みそ」を

みそのメラノイジンランキングは

1位=赤みそ
2位=淡色みそ
3位=白みそ

みそは、熟成の時間が長いほどメラノイジンが増えていき、褐色に変化していきます。短期間で仕上げる白みそに比べて、1年以上も熟成する赤みそはメラノイジンも豊富。特に疲れているときは、いつものおみそに少し赤みそを加えてみてもいいでしょう。今回のレシピ「抗酸化☆サバみそ煮」では、淡色みそと赤みそを半分ずつ使用しました。

さらに、みそは発酵食品でもあり、善玉菌(麹菌)を豊富に含んでいるため、整腸作用もバッチリです。魚のみそ煮以外にも、レシピに応用しやすい「肉みそ」もオススメです。

ご飯のお供や、肉みそ麺(担々麺やジャージャー麺、肉みそうどんなど)、野菜炒めや豆腐、卵とも好相性です。一番身近な「みそ汁」からもみそは摂取できますね。

青魚の王様サバとの相乗効果

秋に旬を迎えるサバは筋肉の材料の「タンパク質」、運動後の炎症を鎮める「EPA」、脳を活性化して頭をフル回転させる「DHA」など栄養素が豊富な「青魚の王様」。みそとの相乗効果で、運動後の体のケアをしっかり後押ししてくれます。

皆さんも、みそと魚で疲れ知らずのパワフルボディーを作ってくださいね。

MISO+FISH=POWERFULL BODY!

元NFLチアリーダー・松崎美奈子