近年、日本は様々な自然災害に見舞われ、各家庭や個人でも防災に対する意識が高まっていますが、避難する際には食べ物や飲み水よりも、現金や通帳といった財産、貴重品を持って行きたいと考えている人が多いようです。

この調査は、ディプロマット・ジャパンが20~69歳の男女1000人を対象に実施しました。

自然災害に対する備えとして家庭で行っていることは「食料を備蓄」がトップ。以下は、「家具を倒れないように固定している」、「非常用持ち出し袋を準備している」などが続きますが、「特に準備は行っていない」という人も2番目に高い割合となりました。

ディプロマット・ジャパン調べ

自然災害が起こった場合に心配なことは、「家族の安否」「家屋の倒壊や破損」「断水」「停電」「トイレが使えなくなる」などが上位に。年代別にみると、20代では「携帯電話・スマートフォンが使えなくなる」が、他の年代と比べて高く、40代では「貴重品や思い出の品の紛失」が高くなっています。

ディプロマット・ジャパン調べ

災害時には、避難のタイミングを判断するための情報として、気象庁や市町村から防災情報が発表・発令されますが、自身の住んでいる地域で自然災害が起こった場合、どのようなタイミングで避難をすると思うかとの質問に対し、最も多かったのは「(災害が発生する恐れが極めて高い状況を示す警戒レベル4の)避難勧告・避難指示が発令されたとき」(43.8%)でした。

ディプロマット・ジャパン調べ

しかし、住んでいる地域に「避難勧告」が出ている状況でも、28.7%の人が「出勤すると思う」と回答。「交通機関がマヒしている」状況では31.8%、「出勤前に震度5以上の地震が起きた」状況では42.2%、「台風がきている」状況では62.0%の人が出勤すると思うと回答しています。災害時に交通機関の運行が乱れて、職場に向かう人が駅の改札で長蛇の列を作っている様子がニュースになることがありますが、仕事を休めない状況にある人が少なくないようです。

ディプロマット・ジャパン調べ

避難する際に持って行きたいものは、1位が「お金」で、以下は「携帯電話・スマートフォン」「貯金通帳・預金通帳」「携帯電話・スマートフォンの充電器」「健康保険証」の順。お金や通帳といった貴重品や、連絡手段となる携帯電話・スマートフォン関連を挙げる人が多く、「食料品・飲料水」「懐中電灯」などよりも上位となりました。

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