インフルエンザ対策は「手洗い・うがい」「マスク着用」などが一般的ですが、自宅の空気の乾燥にも注意が必要です。インフルエンザ対策についてのアンケート調査結果を、空気清浄機を販売するKAGURAが発表しました。

家族またはペットと暮らす30代以上の調査対象者1122人のうち、インフルエンザ対策をしているという人は約6割。具体的な対策は「手洗いうがい」(82.5%)がトップで、次いで「マスク」(58.0%)。以下は「予防接種」「空気清浄機フル稼働」「除菌ジェル」と続きました。

KAGURA調べ
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インフルエンザの感染経路は、インフルエンザウイルスが付着したドアノブなどを触った手で食べ物を食べたり口などに触れることで感染する「接触感染」、感染者の咳やくしゃみで飛び散ったウイルスによって感染する「飛沫感染」、そして空気を介して感染する「空気感染」の3つ。接触感染の予防には「手洗いうがい」、飛沫感染には「マスク」の着用が効果的です。

また、室温が低く乾燥している閉め切った部屋はインフルエンザウイルスの感染力が長時間保ちやすい環境です。厚生労働省はインフルエンザ対策について「乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことが効果的」としています。

今回の調査で、自宅の空気環境で困っていることについて最も多かった回答が「乾燥している」(51.4%)でした。また、自宅の空気環境に気を使っているという人は約6割で、その理由で最も多かった回答は「自身の風邪・インフルエンザ予防」(74.8%)でした。

KAGURA調べ
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