<ママ特派員・サポーター紹介>

ママ特派員、認定アンバサダーの青木裕美子さんは、硬式野球が大好きな小学6年生の男の子と、最近始めたバドミントンに夢中の小学3年生の女の子のお母さんです。子どもたちと過ごす日々の中で思うこととは。お話を聞きました。【聞き手=アスレシピ編集部】

青木さんと娘さん。娘さんはこの夏に野球からバドミントンに転向しました
青木さんと娘さん。娘さんはこの夏に野球からバドミントンに転向しました

子どもとの時間を大切にしたい

以前は技術系の営業職として、フルタイムで仕事をしていた青木さん。仕事は忙しく、家にいる時にも電話が入るなど、落ち着かない毎日を過ごしていました。

「娘が生まれ、息子は幼稚園と慌ただしく過ごす日々。息子は年長から野球を始めましたが、最初は子どもたちの栄養面にまで手が回りませんでした」。

練習試合でピッチャーを務める息子さん
練習試合でピッチャーを務める息子さん

そんな毎日の中で、ある時ふと考えたと言います。

「平日に子どもと過ごせる時間は2時間ほど。このままで、後悔しないだろうか? と考えたんです。子どもと一緒に過ごせる期間って、思ったより短いかもしれない。それなら今は、子どもとの時間を大切にしたいと、40歳を機に退職することに決めました」。

退職後は、自分の好きなことを学ぼうと食育アドバイザーやスポーツフードアドバイザーの資格を取得。並行して、昔から好きだったハーブについても勉強を始めました。

「ハーブはアロマ系と食べる方、両方の資格を取りました。以前の仕事とは180度違う分野ですが、私の母もハーブや自然食品が好きだったこともあり、すんなり入っていけました」。

このことが、現在の勤め先である自然食品店との縁にもなりました。

「もともとよく買い物に行っていたお店でしたが、ちょうど従業員の募集があって。こんな資格を取ったんだという話から、働かせてもらうことになったんです」。

お店はお子さんたちの通学路にあり、お子さんたちとの時間も格段に増えました。

「子どもたちとの時間も増え、学んだ知識も生かせる。とても楽しく働かせてもらっています」。

ケガを未然に防ぐため、入念に体をケア

息子さんは野球が大好き。始めてからこれまで、一度も「辞めたい」「行きたくない」と言ったことがありません。

「小さい頃から、一度練習に参加したら帰りたくないというほど。これはよっぽど楽しいんだろうと、私たちも全力で応援しています」。

大会でホームランを打ち、激走する息子さん
大会でホームランを打ち、激走する息子さん

息子さんの所属するチームは、小3から硬式野球に移行します。硬式は軟式と比べ、子どもの体には負担が大きく、肩やひじを故障しやすいと聞いていたとか。大好きな野球を少しでも長くやらせてあげたいと、小さい頃から体のケアも欠かさずに続けてきました。

「できれば大きなケガや故障なく、楽しく野球をやらせてあげたい。そして私たち親も、楽しんで頑張っている姿を見て応援したい。そう思い、小さい頃からアロマオイルを使ったケアを続けています。その日の症状に合わせてオイルを選び、入浴剤にしたり、マッサージに使ったり。お風呂にはエッセンシャルオイルを直接滴下するよりも、バスソルトや、重曹とクエン酸を使って作るバスボムなどにしみこませて使う方がお肌に優しくおすすめですよ」。

家族のケアに使っているオイル類とバスソルト。奥の大きい瓶はマッサージ用のキャリアオイル。右端の容器に入っているのは、自家製の乾燥ハーブとエッセンシャルオイルをブレンドした手作りのバスソルトです
家族のケアに使っているオイル類とバスソルト。奥の大きい瓶はマッサージ用のキャリアオイル。右端の容器に入っているのは、自家製の乾燥ハーブとエッセンシャルオイルをブレンドした手作りのバスソルトです

マッサージは力がいりそうで、ちょっとためらってしまいます。

「我が家では、夫も独学でスポーツマッサージを勉強しているので、筋肉をほぐすのは夫の担当。私はもっぱらソフトなリンパマッサージです。でも、赤ちゃんのタッチケアと同じで、触れてあげるだけでも疲れが取れるそうですよ」。

今まさに成長期、食事はバランスを大切に

食事面で気をつけているのは、やはりバランス良く食べさせること。

「幼い頃は好き嫌いもありましたが、現在はだいぶ克服できていると感じます。炒め物やあえ物などでは箸が進まない食材も、汁物に入れてしまえばおいしく食べてくれるので、困った時は汁物の力を借りていますね」。

コロナ禍以降は、免疫力アップに発酵食品を取り入れたり、冬場には体を冷やさないよう、ショウガやニンニクなども積極的に使っています。

「発酵食品の資格を持つママ友に作り方を教わったのがきっかけで、塩麹を日々の食事作りに取り入れるようになりました。お肉などもやわらかくなりますし、少量でうま味が出るのでとても使い勝手がいいんです。サラダチキンも塩麹で作ると、パサパサ感なく仕上がるのでおすすめです。また冬場には、体を冷やさないようにしたいので、ショウガやニンニクを、量が多くなり過ぎないよう気をつけながら使っています」。

青木さんの投稿から。水の代わりに豆乳を使って作る「豆乳塩麹」
青木さんの投稿から。水の代わりに豆乳を使って作る「豆乳塩麹」

息子さんは冬、寒いグラウンドでの練習となるため、温かいお弁当が欠かせません。

「最近寒くなってきたので、温かいお弁当をリクエストされるようになりました。以前は保温のお弁当箱を使っていましたが、最近は成長期になってきたのか量が足りないようで。そこで、先日からご飯を曲げわっぱのお弁当箱に入れて持たせるようにしたところ、これが大正解。冷めてもかたくならないので、冷えたご飯が苦手な息子もおいしく食べられているようです」。

最近使い始めた曲げわっぱのお弁当箱は700ml容量。試合の日はおにぎりと決まっています
最近使い始めた曲げわっぱのお弁当箱は700ml容量。試合の日はおにぎりと決まっています

通常練習日のお弁当。これはお昼用で、このほかに補食としておにぎりやパンを持参
通常練習日のお弁当。これはお昼用で、このほかに補食としておにぎりやパンを持参

子どもたちはあっという間に成長していく

娘さんは、息子さんと同じチームで野球を頑張っていましたが、硬式野球に移行するタイミングでバドミントンに転向しました。

「東京五輪に影響を受けてバドミントンをやりたいと言い出し、始めたところです。実は私も学生時代にバドミントンをやっていたので、なんだか嬉しいですね」。

今、子育てを頑張っているお母さんたちに伝えたいことは。

「野球もそうですが、子どもの習い事ってお当番が大変などの理由で人口が減ってしまっているものもあるようです。でも、それも考え方ひとつで、『子どもと一緒に楽しめる時間』としてとらえてみてはいかがでしょうか。私は、フルタイムの仕事を辞めて子どもと過ごす時間が増えましたが、1年1年があっという間に過ぎていきます。子どもたちは、本当にあれっと思う間に大きくなってしまう。その限られた時間を、後悔しないように、楽しみながら過ごしてほしいなと思います」。

息子さんは来年中学生。現在所属しているチームのリトルシニアでのプレーを希望しているそうです。

「本人がやりたいという限り、私もサポートしていきたいと思っています。娘が中学生になる頃には少し時間もできると思うので、学んだことを生かして、いろいろな講座なども開いていけたらいいなと考えています」。

子どもたちの成長を楽しみながら見守る―。その限りある時間の大切さを、あらためて気付かせてもらえたひと時でした。

青木さん考案のレシピも掲載、アスレシピBOOK「アスリートレシピ」

アスレシピでは、スポーツに励むお子さんや家族を食で支えるママ特派員・サポーター考案のレシピをまとめた「成長期の子どものためのアスリートレシピ」を発行しています。

「アスリートレシピ」に掲載の青木さんのレシピ「傷みにくいおにぎり3種」
「アスリートレシピ」に掲載の青木さんのレシピ「傷みにくいおにぎり3種」

サイトで紹介してきたたくさんのレシピから、今回は主食・お弁当・補食の100品を厳選。青木裕美子さんのレシピも掲載されています。各家庭で愛されてきた品々を、皆さまの毎日にもぜひお役立てください。プリントオンデマンド(POD)と電子書籍があります。