<ママ特派員・サポーターから>

お正月はご自宅でゆっくりされる方が多いのではないでしょうか。アスリートの皆さんも、お正月休みはゆっくりできそうでしょうか。

コロナ禍でいつもとは違う年末年始を迎える今年、いつもは作らないお正月メニューに挑戦してみませんか。

「お正月料理」というと気負ってしまうかもしれませんが、サトイモの一種「八つ頭(やつがしら)」を使った簡単な煮物です。

八つ頭をはじめとするサトイモは、1つの種イモから親、子、孫と、たくさんのイモに増えることから、子孫繁栄の象徴とされています。

八つ頭
八つ頭

八つ頭は、親イモ、子イモはできますが、ひとつひとつが分かれずに、ごつごつした大きなひとかたまりのイモになります。その様子が、頭が八つ付いているように見えることから、「八つ頭」という名が付きました。

八つ頭は、サトイモの持つ子孫繁栄のイメージと、縁起が良いと言われる末広がりの「八」の字が使われること、人の頭(トップ)になれるようにという願いを込めて、お正月のおせち料理に使われています。

単にサトイモの煮物というだけではなく、意味を知るとお正月にぴったりな1品だと思いませんか。

作り方はとっても簡単。八つ頭ではなく、いつものサトイモでもおいしく作ることができますよ。

どうぞよいお年をお迎えください。来年もどうぞよろしくお願いします。

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