<ママ特派員・サポーターから>

「トマトが赤くなると医者が青くなる」と言われるトマト。赤い色素のもとのリコピンに強力な抗酸化作用があり、がんや老化防止の効果があると言われているためです。一説には、ニンジンに含まれるカロテン以上の抗酸化作用があるといわれ、紫外線ダメージから肌を守ってくれるなど、日差しのきつい今の時期、屋外でトレーニングするアスリートは、特に積極的に摂りたい食材です。

今では一年を通して販売されているトマトですが、もともとは夏にとれる野菜。旬の今はとくに栄養価が高く、値段も比較的手頃なため、家計にも嬉しいですね。

トマトのリコピンは、脂溶性、つまり油に溶け出す成分なので、油と一緒に調理することで吸収がよくなります。また、加熱することで細胞壁が壊れやすくなり、吸収率アップが期待できます。

生でかぶりつくのもおいしいですが、たまには少し手を加えて冷たいスープにしてみませんか? 暑くて食欲がないときでも、ひんやりのど越しがいいので、無理せず摂取することができます。

調理過程にあるトマトの湯むきは、とても気持ちよく皮がむける様子がお子さまに大人気。時間がある時には、お湯に気をつけながら、ぜひ一緒に作ってみてください。

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