<ママ特派員・サポーターから>

先日、アスレシピのオンラインセミナー「アスリートの熱中症対策・水分補給」を受講しました。講師の園部裕美さんのお話はとてもわかりやすく、「数値だけでなく自分の感覚を大切に」という点には特に共感しました。

講座の中で、暑い時に食欲が低下したら、見た目も涼しげな「氷水で冷やした夏野菜」で胃腸の温度を下げると良いと教えていただきました。我が家でも、夏にはサッカーの練習や試合に「冷やしキュウリ」を持たせています。体の中から冷やし、水分とミネラルの補給になる1品ですので、紹介します。

冷やしキュウリ

材料(作りやすい分量)
キュウリ…2本
氷…30個
海塩…小さじ1と1/2~2

作り方
❶キュウリのへたを2cmぐらい切り、切り口どうしをクルクルとすり合わせる。出てきた白いあくを洗い流す。

❷保存容器やジッパー付きの保存袋にキュウリ、氷、塩を入れる。

この日はミニトマトも一緒に入れました
この日はミニトマトも一緒に入れました

※朝準備すると、昼頃には塩味がつき、キュウリが少し凍ったようになります。
※食べるまでに氷が全部溶けてしまわないよう、食べる時間にあわせて量を調整してください。
※持ち運びは、保冷剤を入れた保冷ボックスに入れてください。

我が家の食卓のルールの1つに「旬を楽しむ」と言うものがあります。旬の食材にはその季節に合った栄養素が含まれ、体を整える力があります。また、安くておいしいと、良いことづくしです。

太陽の光を浴びて育つ夏野菜には、体を冷やす働きがあります。キュウリは約95%が水分ですが、不足すると夏バテにつながると言われるカリウム、ビタミンC、皮にはβカロテンなどが含まれています。

このレシピでは汗で流れ出る水分とミネラル(ナトリウム、カリウム、マグネシウムなど)をキュウリと海塩で補給することができ、熱中症や夏バテが予防できます。

暑い夏、食欲がない時や水分補給に、氷でキンキンに冷やしたキュウリをバリッと食べてみてください。

【ママ特派員=福岡県在住・松尾光恵】