<ママ特派員・サポーターから>

我が家ではベビーリーフが頻繁に食卓にあがります。

食感が柔らかくクセが少ないこと、下ごしらえが不要で洗ってそのまま使えることなども利点ですが、なんといっても栄養価が高いところが最大のポイントです。

そもそもベビーリーフはどんな野菜かご存じですか?

発芽後30日ほどで収穫した野菜やハーブの若い葉っぱのことで、イタリアでは「ミスティカンツァ(混ぜ合わせ)」、フランスでは「ムスクラン(7種混合)」などと呼ばれているそうです。1980年代のアメリカで、大手スーパーマーケットに並び始めたのがきっかけで広がり、今では日本でも親しまれています。

成長途中の若い葉っぱなので、これから大きく育つための栄養素をたっぷり含んでいます。また、数種類が混ざっているので、一度にいろいろな栄養素が摂れます。

葉物野菜は鮮度の低下が早く、ベビーリーフは特に日持ちしません。購入してきたらすぐに洗って水けをきり、濡らしたクッキングペーパーで包んで冷蔵庫に保存。2、3日ごとにクッキングペーパーを取り替えれば、1週間ほどはみずみずしさを保てます。

葉物野菜やミニトマトなど、洗った野菜の保管に重宝しているのがこの容器。本来はレンジで蒸し野菜が作れるというもので、水が切れるようになっています
葉物野菜やミニトマトなど、洗った野菜の保管に重宝しているのがこの容器。本来はレンジで蒸し野菜が作れるというもので、水が切れるようになっています

キャベツの仲間のレッドケール、レタスの仲間のグリーンロメイン、ホウレン草の幼葉のスピナッチ、水菜、ルッコラなど、製品によって使われている種類はさまざま。意識しないとどうしても不足しがちなビタミン、ミネラルの補給に、ぜひ取り入れてみてください。

次のページベビーリーフを使った簡単副菜2品