<ママ特派員・サポーターから>

最近、中学生の息子がオスグッドになりました。調べてみると、オスグッドは運動だけでなく、食事も関係していることがわかりました。

成長期は、骨や筋肉の成長が急速に進みます。その時に欠かせないのが、タンパク質の1種であるコラーゲン。コラーゲンがしっかり摂れていないと、カルシウム、ミネラルを摂っていても、もろく折れやすい骨になってしまいます。

我が家では、ほぼ毎日鶏ガラでとったコラーゲンたっぷりのスープを飲んでいたのですが、それでもオスグッドになってしまいました。何が原因だったのか。「糖化」という現象が起こっていたようです。

「糖化」とは、精製された炭水化物(白飯、精製された粉を使ったパンなど)や、ジュース、お菓子類を多く食べると、体の中で余分な糖がタンパク質と結合し、劣化する現象です。コラーゲンもタンパク質のため、結合によって劣化してしまいます。

痛みがあるうちは、ジュース(できればスポーツドリンクも)やお菓子、白飯などをひかえ、タンパク質たっぷりのおかずを摂るといいそうです。

コラーゲンスープを家庭で作るのは大変なので、手に入りやすい手羽元を使った煮物を紹介します。手羽元や手羽先はほかの部位よりもコラーゲンが多く、さらに手羽元は手羽先よりもエネルギーがひかえめです。

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