メニューの数より食材の数

我が家では、「まごわやさしい」食材の中から以下のものを常備しています。

我が家の常備品。左上から時計回りに、青ノリ、じゃことアミエビをミックスしたもの、自家製だし粉、冷凍ミックスキノコ、ミックスビーンズ、白ゴマ
我が家の常備品。左上から時計回りに、青ノリ、じゃことアミエビをミックスしたもの、自家製だし粉、冷凍ミックスキノコ、ミックスビーンズ、白ゴマ

ミックスビーンズ…サラダのトッピングなどに使います。
黒ゴマ、白ゴマ、ワカメ、青ノリ…何にでもふりかけたり、追加します。
じゃこ&アミエビ…混ぜて冷凍しています。ご飯に混ぜたり、ゴマ油でカリカリに炒めてサラダや冷奴のトッピングに使います。
ミックスキノコ…時間があるときにいろいろなキノコを刻み、ミックスして冷凍保存しています。炒め物、汁物の具に使いやすいです。

これらのストックをこまめに“ちょい足し”すれば、ちりも積もれば山となります。同じ食材で何品作っても摂れる栄養素はほぼ同じですが、たとえ一汁一菜であっても、使う食材数を増やしたほうが、結果的に多くの栄養素が摂れます。

じゃことアミエビの冷凍ミックスと卵を具にしてチャーハンを作りました。青ノリと白すりゴマをふりかけています
じゃことアミエビの冷凍ミックスと卵を具にしてチャーハンを作りました。青ノリと白すりゴマをふりかけています

無理しないことが長続きの秘訣

夏の暑い時期は、火の前に立ってみそ汁を作るのもひと苦労ですね。かと言って、みそ玉を作る時間がないという方におすすめしたいのが「即席みそ汁」です。

我が家では夏場は、自家製だし粉とみそを適量ずつカップに入れ、お湯で溶くだけの即席みそ汁にしています。ワカメや細切り高野豆腐、フリーズドライの野菜などを入れれば、立派な無添加みそ汁ができあがります。

全力で取り組むことももちろんすてきですが、正しい知識を持つと、上手に手間を省くことができます。作る側も無理なく続けていけるとよいですね。

【ママ特派員=福岡県在住・熊岡真理】